だって、痛そうなんだもん。

格闘技って苦手。
痛そうだし、頭悪そうだし。
TVでやってると即チャンネル変えてた。
だからまともに見たことありませんでした。

が、昨日は珍しく9時前に帰宅できたダンナ様がK-1見るとか言うので、食わず嫌いのまんまもなんだからと思って一緒に見てみることに。
TVで中継するような試合は見る、という程度の格闘技好きなダンナ様に解説してもらいながら。

まずはK-1のルールから説明してもらい(こぶし、あし、膝はOKで、肘はNG。基本殴る蹴るだけで、取っ組み合いはしない。1ラウンド3分を3ラウンドやる、など。)、痛そうで目を背けたくなるのをちょいと我慢して見続けてみた。

「今のはなんで審判に止められたの?」
「顔が切れて、血が目に入るくらい流れてきちゃうと一度止めてドクターが見たりするんだよ」

「ボクシング出身の人だと、やっぱりパンチを繰り出すスピードが違うんだよ。」
「確かに、素人目に見てもすっごい速い!」

「なんであの人、倒れた後に起き上がってもカウントされてるの?」
「普通はカウント7くらいまで休むんだよ」
「案外紳士なのね」

「あの選手、ガレッジセールのゴリそっくり!」
「ほんとだ!(笑)」

「わー!今の戻りのカウンターがすげー!」
「戻りのカウンター?なにそれ??」
「相手がパンチ打った腕を引くのに合わせて、まだ体重が前のめりのときにパンチをくらわせるとダメージが大きいんだよ」

「採点ってどうやってしてるの?」
「審判が3人いて、それぞれラウンドごとに持ち点があって採点するんだよ」

「この人はなんかふにゃふにゃパンチばっかりしてるけど、なんか作戦なの?」
「ボクシングの人にはパンチのスピードではかなわないから、にらみ合いしてヨーイドンにならないように、常に腕を動かして相手にリズムを作らせないようにしてるんだよ」

「あんなに殴られたりして、痛くないの?」
「痛いに決まってるじゃん!(笑)」

「普通の人が殴られたら、やっぱり一発ノックアウトなの?」
「鍛えてなかったらそもそも3分間、腕を振り回して殴り続けられないらしいよ。そんで、もちろん一発ノックアウト。っていうか弁慶に蹴りをくらった時点で立っていられないらしい」

「この人目がいっちゃってるよ!人殺しそうな顔してるよね!」
「やばいねー」

「え、タオル?いつ投げ込まれた?タオル投げ込まれると終りなの?」
「ほら、セコンドが投げ入れてる。危ないって判断したらタオル投げ入れて、そうするとテクニカルノックアウトで負け」

「マサトってバラエティーばっかり出てるイメージがあったから、すごい弱そうだと思ってたよ」
「この人こっちが本職だから(笑)」

「この審判の人もやたらごついね!!」
「この人も元空手家。審判も、格闘家出身の人が多いんだよ」

「審判が間違って殴られたりしないの?」
「するする。審判ノックアウトされてる動画とか、ネットにいっぱいあるよ」

まるで「なぜなに」を連発する子供のようにダンナ様を質問攻めにしながら、途中お皿洗ったり桃を剥いたりしながらもすべての試合を観戦。
やたら流血したり、電流流れてるリングでやるようなものだったりしなかったから、ある程度冷静に見ることができた。
確かに音もすごくて痛そうだけど、辛抱して見てると迫力があるし、試合の流れみたいなのが少しだけわかって、それなりに楽しめた。
今後、自分から進んで格闘技見ることはないだろうけど、K-1とかだったらダンナ様が見るときにほかの部屋に逃げたりしなくても済みそう。

 

なんにしても、格闘技は胎教にはよろしくなさそうでした。

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だって、痛そうなんだもん。 への2件のフィードバック

  1. Yuria より:

    K-1見られたら何の格闘技でも見られそうですが…。ちなみに私はK-1の見方わかりません。武道以外の格闘技は、学生の頃はまちゃんとそのにーちゃんと後楽園ゆうえんちで見たなぁと懐かしく思い出しました。

  2. なおこ より:

    >yuriaいやー、真っ向力勝負で、過剰な流血と演出(演技?)があるような格闘技(といいつつ、私が指しているそれが一体なんの競技なのかはよく分からず)よりはずっと見やすかった。はまちゃん、懐かしいね。あの岐阜旅行も懐かしいよ。

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