『ココ・シャネル』 – もう少しコンパクトにまとめてほしかった

今年はココ・シャネルの映画が立て続けに公開されたりして、「シャネル年」な雰囲気。
シャーリー・マクレーン主演というのにも惹かれて第一弾映画『ココ・シャネル』をBunkamuraル・シネマで観賞。

シャネルのビジネス的なサクセスストーリーなのかなと思って予備知識なしに観に行ったのだが、ふたを開けてみると若き日のシャネルの恋愛が中心。
シャーリー・マクレーンよりも、若き日のシャネルを演じるバルボラ・ボブローヴァの登場シーンが多いのだが、バルボラのくるくると変わる表情豊かな演技と、ビシッと画面がしまるようなシャーリー・マクレーンの演技の対比が面白かった。

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シャネルのファッションセンスや、女性がまだ一人で自立するのが難しかった時代にどうやって成功をつかみ取ったかといったことは細かく描かれず、ちょっと期待外れ。
しかも上映時間が138分と長く、予告編からずっと見ていると2時間半近く座りっぱなし。
臨月の身にはかなりキツかった・・・

アメリのオドレイ・トトゥ主演の『ココ・アヴァン・シャネル』も既に公開されているので、こちらも観たい。
生まれる前に観に行けるかな。

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